校長からのメッセージ

自学自習推進プロジェクトチーム(PT)

 本校には教員有志で構成されている「自学自習推進PT」があり、このPTにより生徒の自律的な学習を推進する様々な取組みが企画されてきました。例えば、自習室(承風会館)で本校卒業生が勉強の相談にのる「チューター制度」、定期考査前は部活終了後もHR教室で学習できる環境を整えて、学習と部活の二兎を追う「二兎を追え」週間の開催、スマホやタブレットのアプリケーションを使って学びを定着させる「学習アプリ活用」、「土曜講習」の内容充実、等々です。

 本年度は夏期休暇中に初めて2泊3日の自学自習合宿を滋賀県の施設で開催し、全学年の希望生徒が参加しました。参加生徒のアンケート回答を読むと「自宅ではこれ程の勉強量はこなせないが、周りが真剣に勉強に取り組む雰囲気の中では、1日10時間の勉強も苦痛にならず、集中して学習が出来た」など、充実感を示すものばかりでした。ボランティアで参加してくれた卒業生(チューター)が、即興で自らの受験の経験を話してくれたのも、好評だったようです。

 本校のモットー「自主・自律」を「学び」で実現するには「自学自習」が不可欠ですが、それを習慣化させるのは簡単ではありません。「自学自習は自分でやることですよ」と生徒に丸投げしても、ことは進みません。今時の生徒を自律的な軌道に乗せて、持続させるには、教員の見守りや働きかけ、あるいは学校の仕掛けが必要です。自学自習推進PTが取り組んできた事も、多彩な仕掛けを幅広く用意することです。

 勿論、究極の姿は「生徒が自ら目標を設定して自ら自律的に学ぶ」ことですが、自学自習推進PTはそれに向けて生徒を応援してきました。初の自学自習合宿の取組みも、意義があると判断しましたので、来年度以降、規模を拡大して継続できるようPTに検討を依頼しました。

 校長 田子 一郎

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